暑さ対策
確かに朝の暑さ対策になりますが、帰宅時は今までよりも暑くなります
定時が5時で2時間のサマータイムだと、
定時に帰ると暑さのピーク付近に帰宅することになります
定時に帰る人の熱中症が問題になる可能性も考えられます
長時間労働をすれば暑さがましになる時間帯に帰ることができるので、
長時間労働をする人が増える可能性があります
オリンピックも夕方以降に行う競技は暑さが増します
省エネルギーや温室効果ガス削減効果
省エネルギーや温室効果ガス削減効果はほとんど得られません
エネルギーの消費が増えると試算も存在するくらいです
夕方の消費電力の増加が見込まれるため、電力不足になる可能性があります
(太陽光発電の普及で電力不足になる時間帯が夕方付近になっています)
家族とのコミュニケーションやボランティア活動、レジャーなどの促進
開始日(23時間)と終了日(25時間)を除けば1日は24時間なので、
余暇に使える時間自体は今まで変わりません
余暇の使い方が変わる可能性は考えられます
花火大会や灯篭流しなどの夜のイベントや行事は時間帯が後倒しになるので、
夜のイベントや行事を楽しむと寝不足になる可能性があります
2時間のサマータイムだと、 騒音や帰宅の足の問題で中止になるケースが多発しそうです
なお、ヨーロッパではサマータイムの廃止が検討されています
欧州委員会が実施した意見公募では廃止意見が8割以上を占めたので、 ヨーロッパでは廃止の方向に進む可能性が高くなっています
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